風宮姉妹について…お話しします。
風宮姉妹。
プリコネRでいう悪魔偽王国軍に在籍する双子である。
前作プリコネでは双子でありながら(一応クロスエピソードはあったけど)、ゲームの性質上あまり二人の関係を見る機会はなかった。
しかし、プリコネRで他者とのかかわりが増えたおかげで彼女たちのキャラクターをより掴めるようになった。
風宮よりという女
風宮よりといえば、風宮姉妹の姉の方。
騎士君に言わせれば双子なのにだいぶ違う慎ましやかなお胸を持っている方である。
俺はいいと思う。
この女、一言でいえば、
社会不適合者
なのである。
・初対面の現実騎士君にすごい言いがかりをつけ、
・挙句攻略本の代金を借してもらい、
・低レア時代の私服のセンスは微妙で、
・感情の制御に困ったら暴力に訴え、
・恥ずかしさに耐えられずゲーセンの筐体の電源を引っこ抜き、
・ゲームの攻略情報は立ち読みで必死に暗記する(つまり購入しない)、
普通に多数の欠陥を抱える女である。
でも立ち読み暗記は僕もしてたので強く言えません…。(後出し謙虚)
ゲームラボの同人コーナー立ち読みしてました(懺悔)
13歳の財力舐めないでよね!とは彼女の言。
ちなみにギャグセンスは壊滅的(例:ありがとう=蛾が十匹)
※蛾=アーリー 10匹=十(とう) ⇒アーリーが十 ⇒ありがとう らしい
面白いのがこの女、逆ネット弁慶というところである。
現実では強気なのにネットでは弱気という謎の性質を持つ。
ここがとてつもなく刺さった。
どうにもネットではネガティブに考えすぎるきらいがあるらしく、それが弱気につながっているらしい。(現実でもそこらへん考えろとか言ってはいけない)
正直、すごくかわいい。
さて、そんな彼女だが、Rでは前作と同じくアストルムでは弱気のまま、なのだが。
よく考えてみてほしい、Rのヨリは世界の再構築に巻き込まれ、アストルムの方を現実と思っているはずである。
彼女がネットで弱気なのは上述した通り知らない人にボロクソに言われるのではないかという不安と恐怖から来ていて(現実でも抱えてるのかもしれないが)、アストルムをアストルムと認識していない彼女が怖がるのは何とも妙な話である。
同じようなケースでアヤネがいるが、彼女の場合は人格の分離というかなり特殊なことが起きている可能性が高い。(前作での人間性の成長のリセットのため?)
一方ヨリはというと、アヤネと違い前作で特に人間的成長をしたわけではないので、こういった事が起こるのは不可解である。
この謎がいつか明かされるときが来るのだろうか?
おそらく、十中八九 木〇唯人のガバである。
風宮あかりという女
風宮あかり。
風宮姉妹の妹の方。
ネイティブ淫語女である。
製作陣の汚いオッサンの淫らな妄想を詰め込まれた可哀想な彼女だが、彼女もプリコネにおいて特殊な性質を持つ。
そう、特に語れることがないのである。
一応彼女は天然でスケベな言い回しだったり、ジャズが好きでサックスを吹いているなどそこそこ掘り下げられているのだが…。
淫魔な一面に注力しすぎていて、サックス趣味にしろなんにしろ、全部淫魔につなげるための前座でしかない。
そういえば〇村唯人さん、日日日の名前で釣っておきながら日日日を追放した挙句一部は前座とかのたまいましたね。
恨み節は置いておいて、エロ方面以外で特に語れることがないというのは致命的である。
エロというのは誰しもが好きなものではない。
好き嫌いの激しいものではあるし、他の尖ったキャラ性をもつヒロインたちだって、尖ったところ以外でも語れる余地はある。と思う。
アカリの場合、オタクの理想の鹿島(艦これ)のようなキャラ性にされてしまったため、なんとも好き嫌いの分かれるキャラになってしまったのだ。
しかし、欠陥を複数抱える姉のようにプリコネキャラは大体が「闇」を抱えているのだが、アカリにもRで「闇」が見えてきたのである。
詳しくは次で。
姉妹の関係性
風宮姉妹はとても仲がいい。
ヨリは妹のアカリをうらやましく思う反面、誇りに思っているし、
アカリはそんなお姉ちゃんが大好き。
理想の姉妹関係だろう。
しかし特筆すべきは、その矢印のデカさである。
ヨリは上述した通りアカリの事を人当たりが良くてとても可愛い、自慢の妹と思っているし、お姉ちゃんとしてアカリを守ろうとする意志も見える。
しかし、ヨリは別にそこまでアカリに依存しているわけではない。
どちらかといえばゲームに依存している割合の方が大きく、そこまで困っていない。
コミュニケーション能力に難があるのは自覚しているが、アストルム外でそこまで悩んでいる描写はない。
どちらかといえばコミュニケーション能力全般ではなく、自分に優しくしてくれる騎士君に素直に感謝できない、その一点に悩んでいるように思う。
アカリの事をうらやましく思ってはいるが、別にアカリになりたいとかどこぞの不作法おじさんのような考え方はしていないのである。
一方アカリはというと、とてつもなくヨリに依存している節がある。
Rでは悪魔偽王国軍のメンバーはイリヤを完全復活させ、それぞれの願いを叶えてもらうのを目的としているが、アカリの願いは「世界一可愛くしてもらう」である。
女の子であればおかしくはない願いだが、その理由は「自分が世界一可愛ければ双子であるお姉ちゃんも世界一可愛いことになる」から。
美しい姉妹愛に聞こえるがよく考えるとおかしい。
ヨリを直接可愛くするのではなく、あくまで自分が可愛くなった副産物としてヨリも可愛くなったという形にすることで、ヨリに複雑な思いを抱かせないあたりがすでに計算高いが、ここで再度考えてみてほしい。
ヨリが可愛いため騙されそうになるが、別にヨリとアカリは似ていないのである。
むしろアカリとヨリは敢えて対になるようデザインされているように思えるし、そもそも似ていようがいまいがアカリだけ可愛くなったところでヨリとの差ができるだけである。
双子間でできる格差ほど残酷なものはない。
このような破綻した狂気的な願いを叶えようとしているばかりか、姉に対し「自分とおそろいの」きわどい勝負パンツをプレゼントしたり、姉が可愛いパンツ履いていることを騎士君の前で暴露したりしている。
また、前作ではヨリはアカリに対して全く言及しないが、逆にアカリは姉の存在を示唆することをたびたび言っている。
こういった事はメインヒロイン三人組をはじめ、スズメ⇒サレンや氷川尊師⇒ミミ、ミソギ(略敬称)など、かなり親密な中でしか見ることができない。
以上の事から姉妹間の矢印はアカリの方が極めて大きく、アカリはお姉ちゃん大好きっ子であり、これこそがアカリの「闇」なのだ。
思えばアカリはヨリがいじめられたらいじめたやつを三叉槍で生きたまま切り刻んできそうであるし、ヨリが悪い男に引っかからないように常に己のネットワークを広げて、ヨリに近付こうとする男を抹殺しそうである。
怖いね。
しかし、逆に言えばエロ要素以外が薄かったアカリに対して強烈な個性ができた裏返しでもある。
いや喜んでいいのかなこれ。
結論
エクバで台パンしないヨリは解釈違いです。
追記(2020/07/21)
プリコネキャノンボール アニメ プリンセスコネクト!も無事放送が終了した。
幸運にもヨリとアカリはアニメに出演できた、これは喜ばしい事である。
初手アカリが美食殿一行に死角から槍投げをするという解釈一致な行動で快調な滑り出しだったのだが……。
この画像を見ていただきたい。
アートワークスVol.1の、ヨリの設定資料だ。(ファンならば値段以上の価値のある一冊のため、是非購読していただきたい)
「双子のアカリとは対照的に、編み上げを活かした控えめなワンピース」との記述がある。
一方、こちらはアニメのデザイン画だ。
上手い感じにまとまっていてとても可愛い。
……ん?
編み上げが無いやん!!!!!!!
胸盛ってるやん!!!!!!!!
いったいどういう事?これ……
「ヨリの胸は……玩具じゃないんだぞ!!」
乙女心なのかしら。
姉妹揃って出番も結構最高効率でした。
前話のドラゴンスレイヤーには負けるけど。
おまけ
アセムもユリンの胸を盛られたらヴェイガンを殲滅しそうですね!
でわ!